当教室では、子どもたちに暗誦の時間をつくっています。
今週の課題である「詩」を暗誦してもらうのですが、
毎日1回ずつでも音読していただけるように課題をあたえています。
これも、家庭での学習習慣をつけていただくための手段なのですが、
先日、生徒のUちゃんがこんな出来事を話してくれました。
中学1年のお姉さんがいらっしゃるUちゃんに、いつものように
暗誦課題のプリントを渡しました。
その日、課題プリントをうっかり教室に忘れて帰ったUちゃん。
カバンの中を何度探しても見つからず、「どうしよう…」と考えていたところ
お姉さんの国語の教科書に、課題である「竹取物語」のページがあることを
発見! 教科書を貸してもらおうとお願いしたところ、お姉さんも 授業で
「竹取物語」を暗誦発表しなければいけないと聞き、二人でどっちが先に
覚えられるか、勝負!となったそうです。
結果、二人とも大差なく覚えられたようですが…。
後日、お姉さんは学年トップで暗誦課題を制し、妹のUちゃんも、ハキハキ
した声で、間違うことなく発表してくれました。
あこがれのお姉さんと互角に勝負できた自信と、中学生の教科書に載っている
ような難しいものを暗誦できたという達成感からか、 また一歩 Uちゃんの成長を
感じることができました。
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